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御堂綱紀の名前の意味・由来


サガエメラルドビヨンドの主人公の一人、御堂綱紀について深く説明していきたいと思います。
御堂綱紀とは?
御堂綱紀(みどう つなのり)はミヤコ市という京都をイメージしたかのような都市の生まれで先祖代々「クグツ(傀儡。「かいらい」とも読む)」使いの家系を持つ一人で方言もバリバリのエセ関西弁(自身は大阪出身なので違和感しかない)を使う(敬語も混じって使うので余計に違和感を募る)。とある組織から「カテドラル計画」(cathédraleはローマカトリック教会の聖堂)を命じられ、その計画に賛同し行動している。因みに精霊を求めているが、これもカテドラル計画に深く関係しているのではないかと推測。
御堂綱紀の名前の意味・由来
彼の名前にも実はちゃんとした意味が込められており、そのキャラ設計に装った形になります。「御堂」とは仏教の仏の居場所即ち寺を意味します。また法成寺の別名で藤原道長が創設したとも云われており、クグツを操る家系として生まれた彼にとって相応しい名字と言えます。「綱紀」は正しくは「こうき」と読み、「国家における規律」「国家を治めること」を意味します。まさにカテドラル計画に従順に行動している名前にピッタリですね。また「翠の波動(エメラルドヴィジョン)が繋がって向かって行く」という意味合いも込められてます。
補足
もう一人主人公に闇の王の吸血鬼シウグナスがいますが、これは互いの名前を混成したものだと思われ、これには彼の特徴が顕現されたものだと推測されます。シウグナスのシウグはサガスカーレットグレイスに登場する、七度首を斬られても復活するシグフレイという黒幕が仮定されます。一方、後のグナスはロマンシングサガ2七英雄の一人で魅惑的な力を同化し過ぎた余り、醜い姿の七英雄と化したワグナスの説があり、これはシウグナスの魅力的な力を求め、死後ヨミという世界で自身の同朋の6人と共に行動する描写が示唆されます。因みに海外版で闇の王はThe Dismal Kingと訳されますが、直訳で「陰気な王」「憂鬱な王」となり彼に関わった人達を不快な気分にさせることからそう訳されました。
公式サイト
www.jp.square-enix.com